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Q and A

第1回 鍼灸治療に保険は適用できる?


A.はりきゅうの治療はほとんどが自費となっています。

はりきゅうの治療で保険が有効な疾患は6種類(神経痛、腰痛症、リュウマチ、五十肩、頚腕症候群、頚椎捻挫後遺症)に限られ、しかも医師の同意書が必要です。
ここで注意が必要なのですが、同意書を頂いてはりきゅうの治療を始めると、病院での同疾患への治療を終了する必要があるという点です。はりきゅうの治療と併用ができません。

【損害保険】
交通事故等により損害保険を適用されている方なら、担当医師に、はりきゅう、マッサージ の後遺症治療を受けたいと要求し、医師が同意すれば、損害保険でのはりきゅうやマッサージ治療を受けることができます(この場合は全額の治療費が損保会社 から支払われますので、患者さんご自身の負担金は0円で済みます)。
治療院便り2005年6月号 「損害保険で鍼治療を活用しよう」

厚生労働省の定めた健康保険を利用しての鍼灸治療は、その治療内容に関係なく1回約1,500円程度と非常に低い定額が定められています。 患者負担の200円~500円を差し引くと、一回あたり約1000円程度が健康保険から支払われる計算になります。さらに、請求時間がかかる上に書類も非 常に多いという問題もあります。
はりきゅうの治療に対する保険制度の改善がこれからの課題と思われますが、健康保険の財源の確保が非常に困難な今、なかなか難しい問題です。

実際には、このような状況から、当院では健康保険を利用してはりきゅうの治療を受ける方は、おられないのが現状です。

【健康保険の適用を受けるために】

健康保険の適用を受けるためには、必ず「医師の同意書」が必要です。 これは、医師が、その疾患に対してはりきゅうの治療に同意したものです。

【健康保険で扱える疾患には制限があります】

  1. 神経痛(坐骨神経痛、三叉神経痛、肋間神経痛、その他の神経痛)
  2. 頸腕症候群(首から腕にかけての疾患、首が痛むなど)
  3. 五十肩(いわゆる四十肩など同じような症状はこれに含まれます)
  4. リウマチ(関節リウマチなど)
  5. 腰痛症(腰の痛み、ぎっくり腰など)
  6. 頚椎捻挫後遺症等(いわゆる「ムチウチ」の後遺症など)

上記の6疾患に限り認められています。 複数の疾患に同時に保険を適用することはできません。 またその疾患で同時に病院や接骨院などで診療を受けたとき、はりきゅう治療は健康保険適用にはなりません。(すべて実費になってしまいます。)

【自己負担金について】

老人保健医療 国民健康保険 共済保険 社会保険など ご本人やご家族の自己負担金割合によって異なります。 複数疾患への施術、または他の部位の調整が必要な場合、別途自費となります。

【同意書について】

1.同意書をいただく病院について
ご自分のかかりつけの病院があればそこが良いと思います。内科でもまったくかまいません。1枚の同意書で6ヶ月間はりきゅうの健康保険適用になります。

2.同意書をいただく時期について
「はりきゅうの保険の給付は、保険医療機関における療養の給付(投薬、注射)を受けても所期の効果が得られなかったもので、主治医がはりきゅうの施術に同意したものに限定される」という厚生労働省による残念な決まりがあるため、 たとえば腰痛で初めて診療を受けた日にお医者様から同意書をいただいてきても健康保険の適用にはなりません。 これを防ぐために、最低でも2回の通院が必要です。詳しくは当院へお問い合わせください。

※はり師、きゅう師及びあん摩・マッサージ・指圧師の施術に係る療養費の支給について(通知)
http://www.kokuho.or.jp/general/roudou_tsuchi/lib/ho_0526003.pdf(PDF文書)

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