中国二千年の歴史を持つ、中国医学的治療法の一つ。
中国の病院には、内科や外科と並んで推拿科(マッサージ科)があり、患者の診断・治療に当たっています。病院では、鍼灸、漢方薬、そしてマッサージ、と症状に応じて使い分け、または併用して治療します。 院内の検査結果によっては、内科疾患などの治療や、リハビリ治療なども行います。肩こりや関節の痛みはもとより、ストレスからの様々な心身症、疲労感が取れない方、仕事や介護でお疲れの方におすすめです。勿論、リラクゼーション効果も大です。
ストレスホルモンの減少とマッサージの効用
現代社会では、ストレスが原因で身体も心も病む人は多いです。ストレスに弱い人、強い人、個人差も大きく、様々な面からの研究が盛んです。ストレスからの病気や事故を未然に防ぐため、ストレス判定のDNAチップも開発中とか。今すでに、科学的に証明されていることは、マッサージによってストレスホルモンが減少するということです。
内関、神門、太衝、百会といった「経穴(ツボ)」を推す(指圧する)ことで、自律神経を調節して、イライラを抑える事ができます。
※薄手の服をご着用のまま治療を受けていただきます。また、厚手のデニムズボン等をご着用の方のためには、履き替え用の薄手ズボンをご用意しております。
中医学式マッサージのことを推拿(スイナ)といいます。推拿とは、押したりさすったりする、という意味の中国語。全身の血行を良くして、その中で更につらい部分を一番適した手技でほくしていきます。例えば、
- 「押して」痛みを和らげたり
- 「さすって」温めたり
- 「つかんで」熱を散らしたり
- 「転がして」滞りを流します。
また、免疫力をUPするツボや、血液を増やすようなツボを刺激し、元々身体に備わっている「治そうという力」を引き出すことで身体を本来の状態に近づけて、症状を出にくくします。
推拿治療で最も重要なポイントは、経穴(ツボ)を証に基づき選び押さえることです。これを中国医学では「点穴法」と呼び、中国西安市の鍼灸医師・馬秀棠先生の「馬式点穴療法」が有名です。これは鍼灸治療ができない状態の患者さんや、鍼灸を怖がる患者さんに鍼や灸を使わないで、指だけで同じような効果を上げるよう研究されたものです。
身体中をめぐる経絡と、経穴(ツボ)。
身体の体表の経穴(ツボ)や患部にある筋肉・靱帯・関節・などに種々の推拿手技(手指・手のひら・肘頭で患部を推し動かす)を施します。適応症の広範性、臨床上の即効性、手技の多様性などで知られています。
「 対象疾患に応じて、「弁証論治」※にそって手技を使い分けるのです。
※【弁証論治=独自の診断(舌の状態、脈の状態、身体の状態、生活習慣、食生活など)から証(みたて)をたて、証に基づき治療する】
当院の治療時間はお一人約60分治療で、時間内に最大の治療効果が得られるように時間配分をしております。つらい部位がたくさんある事もあるでしょうが、「今一番つらいのはどこですか」というようにお伺いし(「主訴」といいます)、その症状そって治療しております。



症状や体質に合わせて、吸玉(スイダマ)療法と組み合わせる場合もあります。