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2011年12月号 アメリカで注目される、鍼灸不妊治療

不妊治療体外受精と顕微鏡受精を受ける女性の黄体期(排卵後の高温期の期間)に、鍼灸治療(今回は3回の鍼灸治療)を行なうと妊娠率が高まった。という、2006年のドイツの研究発表がアメリカの生殖医学学会誌に報告された

225例を対象とした分析では、鍼灸治療を行なわなかったグループでは13.8%、鍼灸治療を行なったグループでは28.4%の妊娠率という結果が出た。鍼灸治療を受けたグループの妊娠率が、鍼灸治療を行なわなかったグループよりも15%近くも高かった。

スタンフォード大学の診療所で鍼灸治療を行っているデミング・フアン氏は、こうした研究発表が出された頃から、アメリカでは、不妊症で鍼灸治療を受ける女性が急増するようになったことを明らかにした。

さらに、映画「セックス・アンド・シティ」の人気女優シャーロット・ヨークさんや、映画「キングコング」の女優ナオミ・ワッツさんが、不妊症で鍼灸治療を受けているというニュースも流れ、補完代替医療として鍼灸治療は、アメリカの不妊治療専門医にも注目されている。

  • 婦人科での検査で異常が無いのに妊娠できない
  • 体外受精などの治療を何度も受けたけれど妊娠できない
  • 結婚が遅かったので体調を整え妊娠の準備をしたい

などの理由で多くの方が当院へ来院されている。

鍼灸治療は、先端医療による不妊治療の足りない部分を補う(補完医療)ことで、身体機能のバランスを整え、体質を改善し、その上で先端医療による不妊治療を行い、よりよい効果を上げている。

不妊の原因や症状を診て、先端医療と鍼灸治療の併用は、より妊娠率を高めることができる。

鍼灸治療は、現代医学とは違う角度から人体を診る、もう一つの医学である。

投稿者:tcm-editor

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